2011年8月30日

講演会「里見氏研究のあゆみ」が開催されます!!

今年の6月、『房総里見一族』の著者である千葉経済大学名誉教授の川名登先生が逝去されました。

稲村城跡保存運動にもご尽力された故川名登先生への追悼をこめ、里見氏稲村城跡を保存する会が主催し、講演会「里見氏研究のあゆみ」が開催されます。


講演会「里見氏研究のあゆみ」~川名登先生を偲んで~

 日 時  平成23年9月11日(日) 午後1時30分~午後3時

 会 場  館山市コミュニティーセンター内 館山市中央公民館1階第1集会室

 講 師  岡田晃司氏(郷土史研究家)
         「大野太平氏について」

       滝川恒昭氏(千葉城郭研究会会員)
         「川名登氏について」

 問合先 里見氏稲村城跡を保存する会 世話人代表 愛沢伸雄さん
        TEL 0470-27-6350(夜間)



北下台洞窟遺跡と大野太平氏(右):昭和10年3月18日撮影
                 
川名登『房総里見一族』(新人物往来社 1983年11月)の装丁
                                 

2011年8月29日

青木繁《海の幸》誕生の漁村をたずねてみよう ― 青木繁《海の幸》ウォーキングが開催されます!!

明治37(1904)年、青木繁が情熱的な夏を過ごし、《海の幸》を描いた布良は、房総半島南端の小さな漁村です。

かつて栄えた漁村も、今は水産業が衰退し少子高齢化が進んでいますが、青木繁が愛した大海原の景観や人の温かさは変わりません。

青木が滞在した小谷(こたに)家住宅や、没後50年を記念して建立された《海の幸》記念碑、富士山や伊豆諸島を眺望することができる阿由戸(あいど)浜や平砂浦(へいさうら)、青木が詩的な地名と評した相浜(あいのはま)など、地元の人びとの案内で、青木の足跡をたどってみませんか。

◆ 青木繁《海の幸》ウォーキング   布良という聖地へ行こう

【日時】
①  8月28日(日) 10:00~12:00(終了しました)
②  9月11日(日) 14:00~16:00
③ 10月 9日(日) 14:00~16:00
④ 10月22日(土) 14:00~16:00
⑤ 11月13日(日) 10:00~12:00
⑥ 12月11日(日) 14:00~16:00

【集合場所】  JRバス「安房自然村」停留所

【コース】
  安房自然村 ~ 《海の幸》記念碑 ~ 阿由戸の浜 ~ 小谷家住宅(館山市指定文化財・青木繁が逗留した家) ~ 布良崎神社

【参加費】   500円(マップ代等)

【申込み】   事前予約制

申込先 青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会
事務局 NPO法人安房文化遺産フォーラム
          TEL・FAX 0470-22-8271
          Eメール awabunka@awa.or.jp


館山市有形文化財(建造物)「小谷家住宅」
              
青木繁《海の幸》記念碑
                  

2011年8月28日

8月27日(土) 青木繁《海の幸》フォーラムが開催されました!!

海の幸を描いた明治の洋画家・青木繁が亡くなってから、今年で100年。

その没後100年を記念して、青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会が、文化庁の「文化遺産を活かした観光振興と地域活性化事業」を活用し、8月27日(土)午後2時から、千葉県南総文化ホール小ホールを会場に、青木繁《海の幸》フォーラムを開催しました。

地元の館山市民はもとより、県北からのお客様も含め定員300名の小ホールが満席となり、第1部 講演「布良という聖地~《海の幸》が生まれた場所」がはじまりました。

トップバッターは、ブリヂストン美術館学芸員の貝塚 健さん。

はじめに、《海の幸》の画面には、空、海、砂浜、10人の男、3尾のサメ、銛が描かれ、砂上に右から左への二列縦隊が組まれ、画面外の左から光線があたっていることを解説されました。



次に、「なぜ、青木繁が布良に行ったのか」、「《海の幸》に関するタイムテーブル」が解説され、青木繁が、明治37(1904)年8月22日付けで福岡・久留米の友人梅野満男に宛てた「房州絵入り書簡」などが紹介されました。



「目撃者が語る《海の幸》」、「《海の幸》の背景」では、坂本繁二郎『私の絵 私のこころ』(日本経済新聞社、1969年10月)などの内容から、

・ 青木が日本の古典からヒントを得て、「海の幸」「山の幸」の二部作を制作する野心を持っていたこと
・ 《海の幸》の構想は、坂本が見た壮大な光景を青木に伝えたところまとめられ、大漁陸揚げの光景を青木が全く見ていないこと
・ 《海の幸》はデッサンして、東京で仕上げられたこと

などが解説されました。

「《海の幸》のイメージソース探し」では、《海の幸》のモチーフに関する研究史を紹介された上で、貝塚氏と島田吉廣氏の神輿説が解説されました。貝塚氏は、安房神社神輿説。島田氏は、布良崎神社神輿説を唱えられています。



続いて、NPO法人青木繁「海の幸」会事務局長の吉岡友次郎さんが、明治浪漫主義時代を駆け抜けた夭折の天才画家 青木繁への想いと、滞在した小谷家を、当時の姿に復元し保存していくことの重要性を熱く語られ、文化財保存運動への参加を呼びかけられました。




第2部 《海の幸》井戸端会議では、島田吉廣さん(布良漁協組合長・布良崎神社神輿世話人)、小谷福哲さん(青木繁が滞在した小谷家)、山口栄彦さん(布良出身・『鯨のタレ』著者)、鈴木聰明さん(館山市観光協会副会長)、石橋鉄也さん(青木繁ひ孫、石橋エータロー長男)、コーディネーターの池田恵美子さんが登壇。




島田吉廣さんは、貝塚健さんの安房神社神輿説に対して、《海の幸》のモチーフ布良崎神社神輿説を力説されました。




青木繁らが滞在した小谷(こたに)家を代表し登壇した小谷福哲さんは、青木らが滞在した明治37年当時5歳だった福哲さんの祖母ゆきさんのお話しを紹介。

ゆきさんは、「(青木らがいたオクフタマには)中に入ってはいけないと言われていたが、唐紙に穴をあげて中をのぞくと、女の人が裸になり絵を描いていた。」と語られていたそうです。




『鯨のタレ 伝統食文化と房総の漁師たち』(多摩新聞社、1999年)で、昭和37年に建立された青木繁《海の幸》記念碑の経緯を紹介された山口栄彦さんは、日本を代表する美術界の先生方と地元・富崎地区の熱意によって記念碑が建てられ、現在まで守られてきたことをお話しされました。



青木繁を曽祖父、笛吹童子で有名な尺八奏者・福田蘭童を祖父、クレージーキャッツの石橋エ-タロ-が父である石橋鉄也さんは、小さい頃、自宅の物置にあった青木繁作品を、父のエ-タロ-さんから絶対に触ってはいけないといわれていたが、ダメと言われれば子ども心に触りたくなり触ってしまったと、ユーモアたっぷりにお話して下さいました。



青木繁《海の幸》への熱い想いと、《海の幸》誕生の舞台となった小谷家住宅を当時の姿に復元し、地元富崎地区活性化のために活かしていこうという熱い想いが込められた、感動のフォーラムとなりました。

2011年8月27日

シリーズ社会科見学4 千葉県立関宿城博物館

千葉県は広い県。

江戸時代以前の旧国名でいうと、安房・上総・下総の三国が一つになり、明治6(1873)年6月15日に千葉県として成立しました。

この広い千葉県の南西の端にあるのが、私たちの住む館山市ですが、北の端にあるのが野田市です。

今回は、出土遺物巡回展の展示作業
http://tateyamals.blogspot.com/2011/08/blog-post_7982.html

をお手伝いするためにお伺いした、千葉県立関宿城博物館をあらためてご紹介しましょう。


                     千葉県立関宿城博物館HPより転載



戦国時代に、上杉謙信と北条氏康の争奪の舞台となった関宿城は、氏康に「一国に等しき城」とまで言わせた名城で、三度にわたる北条方の侵攻を防ぎました。利根川、江戸川に囲まれた、河川を天然の外濠とした姿が、江戸時代の絵図面からもわかります。

                        関宿城図(江戸時代)
              東京国立博物館「お城-軍事施設から政庁へ」で8/28まで展示中

千葉県立関宿城博物館は、千葉県の最北端で利根川と江戸川の分岐点のスーパー堤防上にあり、平成7年11月に開館しました。建物のうち、天守閣部分はかつての関宿城を古い記録に基づいて再現されています。



この博物館のある野田市関宿は、近世から近代にかけて利根川水運の中継地として栄え、高瀬船や通運丸が往来して賑わいました。また、徳川家康の異父弟松平康元を藩祖とする関宿藩には幕府の要職にある譜代大名が配置されました。

関宿城博物館は「河川とそれにかかわる産業」をテーマに河川改修や水運の歴史を紹介しながら、流域の人々と川との関わりについての資料を展示されています。また、関宿城や関宿藩の歴史についても展示・紹介されています。



関宿城博物館の天守閣からは、素晴らしい景色を眺めることができます。


                     利根川対岸の茨城県猿島郡境町方面


現在の博物館長さんと、学芸課長さんは旧県立安房博物館にいらした方が務められています。

館山から来たと窓口で申し出ると、大歓迎していただけるかもしれません!?


千葉県立関宿城博物館

2011年8月26日

10月1日からの赤山地下壕有料化に伴い、豊津ホール玄関改修工事を実施しています。

 8月23日(火)から、館山市宮城の「豊津ホール」で玄関の改修工事を行っています。
 これは10月1日(土)より、赤山地下壕の見学が有料化することに伴い、受付事務を効率的に行い、サービスの向上を図るために実施しているものです。




 現在、玄関改修工事中。館山市宮城の「豊津ホール」です。


工事の概要は、

 ①玄関右側に設置されていた下駄箱を撤去し、赤山地下壕の入壕料を徴収するための「券売機」を設置します。
 ②入壕者用のヘルメットラックを設置します。
 ③玄関に泥除けマットを設置し、土足での施設利用を可能にします。(入壕者のトイレの使用が土足で可能になります)。
 ※一般の方も土足で館内の施設が利用出来るようになりますが、1階の休養室・調理室と2階の和室・集会室は除きます。


「豊津ホール」の正面玄関。右側が工事中のため、出入りが出来ません。


 
 8月26日(金)には、下駄箱の撤去後、壁の補修・塗装が終了しました。



 工事が終了するまでは、玄関左側から出入りをしていただきます。入壕の受付、施設の利用もこちらからお願いします。


 しばらくの間、「赤山地下壕」の見学をされるお客さま、豊津ホールの利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。

 工事は8月いっぱいを予定しております。終了次第、こちらのブログでお知らせいたします。

★「赤山地下壕」入壕料のご案内(10月1日より)
【一般】200円/小・中・高生100円
【団体(20名以上)】150円/小・中・高生50円


博物館実習が始まりました!

8月24日(水)から、博物館実習が始まりました。

博物館実習とは、博物館の専門職である学芸員の資格を取得するために履修するもので、所定の単位を満たした大学生などが、1週間程度の実習を博物館で行います。

市立博物館の実習生は、大東文化大学の大古さん。
今年度は1名だけと少しサミシイのですが、そのぶん明るく元気にがんばっています。

初日は、館内を見学した後、資料の取り扱いや梱包のしかたについて学びました。
博物館が所蔵する軸物や土器、彫刻など、本物の資料を利用した実習に、少し緊張したようですが、無事に1日目の実習を終えました。



また、2日目は、寄付資料の調査・受け取りや、受付業務などを体験しました。
夏休み中ということで、館内には小さなお子さんが多くいらっしゃり、その元気をもらいながら、がんばりました。

これから1週間、展示替作業や資料整理などの業務を体験していきます。
皆さん、応援してください

中央大学生が古文書実習で来館しました!

8月23日(火)、東京都八王子市にある中央大学の3、4年生が、古文書の実習で来館しました。

実習を行ったのは、文学部の山崎圭先生とゼミ生の約40人
富浦に中央大学のセミナーハウスがあるため、昨年から夏合宿の実習でご利用いただいています。

皆さん、江戸時代の歴史を専攻されており、古文書の解読を勉強中。
普段の授業では、写真のコピーなどを利用しているため、実物の古文書に触れることを目的に、博物館で実習を行いました。

実習の課題は、6班に分かれて1点の古文書を解読すること!
各班では、4年生が3年生に教えながら、少しずつ読み進めました。







普段は八王子周辺の古文書を読んでいるということなので、今回は地域性の違いを感じていただくため、あえて船の漂着や漁業など、海に関する古文書を教材としてご用意しました。

これを機会に、館山や安房の歴史に興味を持っていただければ嬉しいです



古文書を読んでみよう!

市立博物館本館では、毎月1回(3クラス)、歴史教室「古文書を読んでみよう」を開催しています。
長年のリピーターも多い人気の講座で、今年はなんと約150名の方が受講されています。 (今年度の受講申し込みはすでに締め切っています)

講師を務めるのは、岡田晃司主任学芸員。
毎回、博物館で所蔵する江戸時代の古文書1点をテキストとして利用します。


江戸時代の日本は、諸外国に比べて識字率が高く、一般の人々も読み書きができました。
そのため大量の文書が作成・利用されており、これらの古文書(こもんじょ)によって、江戸時代の様子を知ることができます。
市内でも、名主などの村役人を務めていた旧家や、寺社などに多くの古文書が伝わっており、その一部が博物館に所蔵されています。

この講座の特徴は、何といっても、すべての文字を黒板に書くこと!
古文書は「くずし字」で書かれており、これを読み解くには字の形だけでなく、書き順に注目する必要があります。
そのため、講師はすべての文字の書き方を黒板に再現し、受講生はそれをノートに書き写します。






さらに、この講座では、字を読むだけでなく、その内容から時代背景や地域の様子を理解することも目指しています。
8月には土地の譲渡に関する古文書を取り上げ、江戸時代の土地売買に関する規制や実態についても解説しました。

身近な祖先や地域の歴史に触れることのできる古文書。
皆さまのお宅にも眠っていませんか?

2011年8月25日

シリーズ社会科見学3 文部科学省情報ひろば


霞が関官庁街における震災復興庁舎の好例として、旧文部省庁舎(昭和7年竣工)は国登録有形文化財(建造物)として保存されています。

この旧文部省庁舎の3階にあるのが、文部科学省情報ひろば。国の文部科学行政の今と昔を知ってもらうために、5つの展示室とラウンジがあります。

創建当時(昭和8年)の姿に復原された大臣室には、初代文部大臣森有礼が職員の心構えを記した「自警」(レプリカ)や、歴代大臣が実際に使用していた机やソファーが展示されています。




学校教育をはじめとする教育施策の説明が、パネル展示されています。



時代ごとの給食の献立の見本も知ることができます。




我が国のスポーツの歩みや現在の取組を、年表や映像で振り返ることができるほか、国際大会などで日本人選手が実際に使用したユニフォームなどがメモリアルコレクションとして展示されています。

            2010FIFAワールドカップ日本代表中村俊輔選手のユニフォーム(レプリカ)
2009WBC日本代表 原監督のユニフォーム(レプリカ)など


科学技術・学術展示室では、有機エレクトロニクス(有機EL)、有機トランジスタの研究成果を中心に、その研究開発の経緯と次世代技術としての可能性が展示されていました。





文化庁が所蔵する美術品や文化財の精緻なレプリカ、文化行政についてなど、パネルなどにより、わかりやすく紹介されています。




残念ながら開館されているのが、月曜日~金曜日の10時~18時まで。
土曜日、日曜日、祝日は休館です。

夏休みもあと残りわずか。
興味がある方は、是非ご見学下さい!

文部科学省情報ひろば http://www.mext.go.jp/joho-hiroba/index.htm

ワクワク・ウキウキ教室 ★3日目★

8月25日の今日は、「昭和女子大生が教える ワクワク・ウキウキ教室」三日目でした。

今日は76名の小学生が参加してくれました。

午前中は、自分で好きな授業が選べるワクワク教室が行われました。
万華鏡を作った小学生から、「和紙に絵をかいてから、ミラーを三角にしてセロハンテープを張ってつつに入れました。上手にできたし、中をみたらきれいでした。」という感想をいただきました。
算数ゲームの授業に出た小学生は、「むずかしかったけど、できたときはすごくうれしかった」と話してくれました。



午後は学年ごとで授業を受ける、ウキウキ教室が行われ、英語や理科などが行われました。
図工で貝がらカーテンを作った4年生は、「色々な貝がらを使ってやったので、とってもきれいになった。先生にほめられてうれしかった」と、楽しそうに話してくれました。

最後にお別れ会で、みんなでビンゴを行いました。
ビンゴになった人には、先生からお菓子の景品が!!


昭和女子大の先生の皆さんは、館山市の子どもたちのために準備を重ね、寝る間も惜しんで準備をしてくれました。
当日も授業だけではなく、受付や会場準備、駐車場の整備など、たくさんの仕事をしてくれました。
本当に、ほんとーに、ほんとうに、お疲れ様でした!!

館山の子どもたちも、残り少ない夏休みを楽しい思い出になったかな??
きっとみんな、「なったよー!!」と大きな声で答えてくれるはず。
来年も絶対来たい!!という声をたくさんききました。

担当した私もみんなと一緒に勉強したり、昭和女子大生の先生とお会いできてとっても楽しい夏になりました。

昭和女子大の皆様、本当にありがとうございました。

2011年8月24日

ワクワク・ウキウキ教室 ★2日目★

24日の今日は、「昭和女子大生が教える ワクワク・ウキウキ教室」の二日目です。
今日は、62名の小学生が参加してくれました。
その様子をちょっぴりですが、紹介します。

もうすぐで暑かった夏も終わりです。。というわけで、みんなで一緒に残暑お見舞いのはがきを書きます。
「残暑お見舞い申し上げます」から始まって、自分の夏休みに行ったところや相手の人の元気を願う文章を書いて送ります。先生が一緒に文章を考えてくれたので、初めて残暑見舞いを書く子が多かったのですが、みんなステキな残暑見舞いのはがきが完成!!


そして、二日目の今日はウキウキ教室という学年別の授業が行われました。

ちょっとここで四年生の授業をみてみましょう。
四年生は「理科」の授業です。

空気砲を使って空気の動きを見てみよう!!という授業をしてくれました。
先生になってくれたのは出井さんと室井さん。


「まあるい穴から空気を出したら、どんなかたちになってでてくるんだろう??」と、実際に牛乳パックで空気砲を作って自分たちで実験しました。


実際に、自分たちで確かめてみると・・・!!
なんと、ドーナツ型にでてきました。みんな予想していたのと違ったり、予想通りだったり。
とっても勉強になりました。

他にも、国語や体育、特別活動など色々な内容の授業が行われました。

明日はどんな楽しい授業が受けられるのかな??

明日が最終日でとても寂しいですが、楽しい思い出をたくさん作りましょう♪

2011年8月23日

ワクワク・ウキウキ教室 1日目

「昭和女子大生が教える ワクワク・ウキウキ教室」の初日が開催されました。
23、24、25日の三日間、小学三年生以上を対象に昭和女子大生の皆さんが先生となって、楽しい授業をしてくれます。

一日目の今日は、小学生66人が参加してくれました。

午前中は昭和女子大生や今日来てくれたお友達ともっと仲良くなろうと「交流会」が開催されました。

伝言ゲームや、マルバツゲームをしたり・・・。気づけば、昭和女子大生や違う学校のお友達と仲良しになっていました。

            伝言ゲームで伝わったことを発表しているところ。うまく伝わっていたかな??


午後からは、好きな授業に分かれて体を動かしたり、万華鏡を作ったりしました。
                   ボールを使って、対人関係ゲームをしています♪
楽しくてあっという間に過ぎた一日でした。

明日はもっともっと昭和女子大の先生たちと仲良くなって、楽しくお勉強してくださいね!!

洲崎神社の例祭で「洲崎のミノコオドリ」が奉納されました!!

 千葉県の無形民俗文化財に指定されている「洲崎のミノコオドリ」は毎年、8月20日~22日の洲崎神社例祭と2月の初午(はつうま)に神社境内で奉納されています。 踊り手は洲崎地区の若い女性で、豊漁万作を祈願する「みろく踊り」と悪霊払いを祈願する「かしま踊り」の2曲が奉納されます。

 8月の例祭はヨイマチ(20日)、ホンマチ(21日)、スギマチ(22日)と呼ばれ、いずれも「ミノコオドリ」が奉納されますが、衣裳を着けて踊られる今年のホンマチの様子をご紹介します!!

 150段の急勾配の階段を登ったところに「洲崎神社本殿」があります。(ちなみに、本殿は館山市指定文化財です。こちらも必見!本殿にたどり着いたら、後ろを振り返ってください。眼下には美しい海原が!)

 例年は神社拝殿前で最初の奉納が行われますが、今年は前日までの雨の影響で拝殿前の地面のコンディションが悪く、初めて拝殿内で行われました。




 1回目の奉納が終わると、続いて階段を下りた社務所前でも奉納が行われます。
 
 皆で移動します。


 お待たせしました。2回目の奉納で「ミノコオドリ」について詳しく紹介します。奉納の内容は1回目と同様です。


★「オンドトリ」と呼ばれる1名の太鼓役と2名の歌役が中央に座ります


★「オンドトリ」と歌役の周りを踊り手たちが円形に取り巻きます。そして、太鼓と歌に合せて踊ります。

 ★1曲目の「みろく踊り」では、左に「オンベ」(長柄の御幣)を肩に担ぎ、右手に日の丸の扇を持ちます。

 ★2曲目の「かしま踊り」では日の丸の扇のみを使います。



 2回の奉納が終わると、2基の神輿が青年たちに担がれ、もみ差しを繰り返して、急な大階段を下ります。
 この様子も言葉では伝え切れないほどの見ごたえがあります。写真だけでは、当日のその迫力をお伝えしきれないことが残念です・・・。


 以上、2011年ホンマチの「ミノコオドリ」のご報告でした!!


 今年も多くの観光客を魅了して、洲崎神社の例祭は幕を閉じました。