2011年8月19日

県立関宿城博物館で出土遺物巡回展の展示作業を行いました!

千葉県内の発掘調査で得られた貴重な成果を、多くの皆さまに分かりやすくご覧いただくため、毎年開催している出土遺物巡回展。
今年度は、県内6つの博物館で行われ、館山市立博物館では、9月24日(土)~10月23日(日)に開催します。

この巡回展では、各館の展示設営・撤収作業を、次の開催館が補佐するという体制がとられています。
そこで、8月17日(水)、巡回展の展示作業をお手伝いするため、市立博物館および生涯学習課職員計4名が、県立関宿城博物館に伺いました。


                   
千葉県野田市にある関宿城博物館は、関宿城の天守閣を再現した建物を展示施設として利用しています。天守閣の最上階からの眺めは、館山市が誇る城山からの眺め同様にすばらしく、晴れた日にはスカイツリーや富士山が望めるとのことです。

さて、肝心の展示ですが、今年度のテーマは、 「古墳に眠る石枕」
石枕とは、古墳への埋葬で使用された遺物で、全国で出土したもののうち約半数が千葉県内で発見されています。
展示室内には、石枕をはじめ、県内で出土した数多くの遺物が並べられており、私たちも展示資料の配置・微調整などを担当しました。


県立関宿城博物館での開催は、8月20日(土)~9月19日(月・祝)です。
巡回展の内容・構成は、各館によって若干異なりますので、ご興味のある方は、館山市立博物館はもちろん、ぜひ他の館でもご見学ください。