2012年7月30日

中央公民館夏休みおもしろ教室シリーズ「星空観察会」を開催しました!

7/29(日)コミュニティセンターを会場に「星空観察会」を開催、25家族70人の皆さんに参加していただきました。

今回の講師は館山天文クラブの安藤智さんと植木喜晃さん。安藤さんは子どもの頃から星に興味を持ち、手作りで望遠鏡を作ってしまうほど、安藤さんの名前のついた星もあるそうです。また、安藤さんは貝にも詳しく、日中はNPO法人たてやま・海辺の鑑定団の一員としても活躍されています。

今回の星空観察会では前半にスライドを使って星座の観察の仕方などを学習、後半はコミュニティセンターの屋上に設置した天体望遠鏡を使って星空観察。
月も出ていて明るかったため多くの星を見ることは出来ませんでしたが、参加された皆さんは月のクレーターはっきり見えた土星のリングに感激!!子どもをそっちのけで写真撮影に没頭していたお父さん、お母さんもいらっしゃいました。
新しい星に自分の名前がついたときのお話もしていただきました。
星の数はたくさんあるけど、毎日見ていると星座や星のことがだんだん分かるようになるよ!
神秘の世界にみんな夢中になりました!
寝っころがると星が良く見えます!
こんなに大きい天体望遠鏡で土星や月の観察をしました!
天体望遠鏡の接眼レンズにデジタルカメラのレンズを近づけて
撮影しました。クレーターまでバッチリ写すことができました!!
夏の大三角、北斗七星、さそり座などなど、いろいろな星や星座を観察することが出来ました。たまにはゆっくり空を見上げて星空観察もいいものですね。

第4回和田浦くじらゼミを開催!


72829日にかけて、第4回「和田浦くじらゼミ」が開催されました!

くじらゼミは、外房捕鯨株式会社の庄司義則氏、(財)日本鯨類研究所の西脇茂利氏、成城大学の小島孝夫氏の3氏を世話役として、毎年和田浦のツチクジラの漁期中に、クジラのこと、捕鯨のこと、房州の海辺の生活とその歴史を一緒に勉強し、情報・意見交換をする場です。

今回は、前年度に引き続きNPOネイチャースクールわくわくWADA主催、館山市教育委員会共催で行いました。

今回のテーマは、万祝房州発祥の漁民民芸の結晶を鑑賞し、考える」
渚の博物館が多数所蔵する万祝(まいわい)を観賞して、房総半島の漁労文化について理解を深めることが目的です。

28日(土)は、渚の駅たてやまにある海辺の広場レクチャールームで、講義が行われました。

会場を埋め尽くす人!
まずはじめに、庄司氏のご挨拶

最初の講義は、くじらゼミ発起人でもある西脇茂利氏の「万祝談義を始めましょう!」
今回のゼミのイントロダクションとして、ご専門である鯨や万祝に関する参考文献などの紹介がありました。

西脇茂利氏の講義

つづいて、平本紀久雄氏(千葉の海と漁業を考える会代表)が、漁業絵馬や万祝の歴史について講義を行いました。
数多くの漁業絵馬を調査された経験から、多く描かれる漁法や構図などの特徴を紹介。
その他、農書や漁業についての手習い本、万祝の図柄の特徴などさまざまなお話を聞くことができました。

平本紀久雄氏


万祝で参詣する様子が描かれた絵馬


最後は、三橋祥江氏(元県立安房博物館国際交流等委員)と鈴木幸祐氏鴨川萬祝染 鈴染代表)の講義です。
まず、三橋氏が、カリフォルニア州モントレーの井出商会が製作した万祝(館山市立博物館所蔵)について紹介。
その後、現在も万祝を製作している「鈴染」代表の鈴木氏が、万祝のデザインや技法について、注文帳の記載などを紹介しながらご説明いただきました。

左端が三橋祥江

万祝の図柄を説明する鈴木氏
中央がモントレー万祝

講義に引き続いては、万祝の展示された常設展示室に移動して、鈴木氏によるギャラリートークを開催!
実物の万祝や、型紙・見本帳を見学しながらの説明に、参加者の皆さんからもさまざまなご質問が飛び交いました。

鈴木氏による解説
参加者の方からも質問が飛びます

29日(日)は、和田浦でのツチクジラ解体作業の見学。
朝4時半(!)からの作業見学に備えて、参加者の皆さんは和田浦に移動されました。

県外からも多数の方々にご参加いただいた今回の和田浦くじらゼミ。
捕鯨文化に関心のある皆さんが毎年全国から集まるこの会ですが、今回は万祝についても理解を深めていただけたことと思います。

2012年7月29日

われら城山探検隊!



夏休みが始まり、7月も終わりに近づいた今日、博物館では
夏休み子ども歴史教室「城山探検隊」
を実施しました!

今回の探検隊のメンバーは8人!
使命は、城山にどんなお城があったのかを調べること。

里見氏のうち、館山城に住んでいた9代義康・10代忠義について確認してから、まずは博物館の調査開始!

今回の探検のお供
調査手帳と探検マップ
  
展示室では、城山の「ある場所」で発掘された、建物の廃材や陶磁器を見学。
さて、どこで発見されたものなんだろう?
調べたことは調査手帳にメモ!
では、さっそく出発!
コースは、①切岸→②館山神社→③鹿島堀→④新御殿跡→⑤千畳敷→⑥御厩→⑦堀切

館山神社では、今から90年くらい前の写真と今の様子を比べて、何が違うのかを確認しました。


90年くらい前の写真

さて、何が違うでしょう?
(頂上に注目!)

今も残るお城の形跡をたどりながら、 「里見氏の時代にどんなお城が建っていたか」を想像して歩きます。

御厩(おんまや)では、足元の柱跡を確認

「御厩(おんまや」という名前が伝わっている場所では、
(ヒント1)発掘の結果、建物の柱跡が発見されました。
(ヒント2)展示室で見た高級な茶碗や中国製のお皿が出土しています。
(ヒント3)城山の他の場所には、「新御殿跡」という場所があります。
・・・ということは?

これらのヒントを元に、ここにどんな建物があったかをみんなで想像します。
「お客さんを迎える場所かな」
「エライ人の家?」
「じゃあ、エライ人って誰だろう?」

この下が堀切だよ!

次に見学したのは、「堀切(ほりきり)」です。
「これは何だろう?」
「城を攻撃する敵になったつもりで、登りやすいかどうか考えてみよう!」


探検が終わり、博物館本館へゴール!
調査と探検で調べたことを元に、みんなで意見を交換します。

「里見氏の時代に天守閣はあったと思う?」という問いかけに対して、
「あった」という子と、「なかった」という子が何と半分ずつ!
それぞれ、そう思う理由を発表してくれました。


徹底討論! 天守閣はあったのか?!

暑いなか、みんなホントによくがんばりました!
最後は笑顔で、ハイチーズ!




おつかれさまでした!



たてやまワクワク探検隊『ウミホタル観察会』を開催!

7/28(土)まだ日中の暑さが残る中、今年度の第2回目となる親子参加型自然体験講座「たてやまワクワク探検隊~ウミホタル観察会~」を開催しました。

今回のウミホタル観察会には18家族53名の方が参加。
講師には元県立安房博物館職員で現在は、みなとオアシス”渚の駅”たてやま内の「海辺の広場(水族館)」にお勤めの生貝正徳さん。

講座の様子をご報告いたします!
池貝さんからウミホタルの生態や歴史について説明していただきました。
ウミホタルの学名は「ヴァルグラ・ヒルゲンドルフィー」。いわゆるカイミジンコの仲間です。
ウミホタルについての生態などを説明していただいた後、ウミホタル捕獲用の仕掛け作りをして、館山夕日桟橋に移動しました。
日没とともに仕掛けを投入。今回のエサは「いわし」です。
仕掛けは空きビンのふたに穴を開け、中にエサをいれたもの。
仕掛けを投入して10~20分は桟橋からの景色を眺めてじっくり待ちました。
仕掛けを上げて、バケツの中に水をこぼしてみると・・・。
青白い光を放つ「ウミホタル」を発見!
参加された皆さんがウミホタルを見ることができました。『ウミホタルの光って本当に幻想的ね~』、『きれいだね~』と参加された皆さんからの感想。
最後は観察用に捕獲したウミホタルを海にかえして本日の講座は終了しました。

地元に住んでいてもウミホタルを見る機会は多くはありません。また、どこでも見ることが出来るわけではありません。
私たちはこんなに素敵なウミホタルを見ることができる環境で生活をしているんだなぁ~なんて感慨深くなってしまいます。いつまでもウミホタルを見ることができる環境を残していかなければ・・・。

次回のたてやまワクワク探検隊は9/29(土)-30(日)『キャンプ入門!テントに泊まろう!!』です。9/20(木)まで受付をしていますので、是非、ご家族でお申し込みください。
⇒⇒⇒中央公民館 23-3111

中央公民館夏休みおもしろ教室シリーズ『科学の力実験教室』を開催しました!

7/24(火)コミュニティセンターを会場に中央公民館夏休みおもしろ教室シリーズの『科学の力実験教室』を開催。市内の小学生39名が参加してくれました。

千葉県立現代産業科学館から石井暁館長、小林努上席研究員、佐藤裕子上席研究員を講師にお迎えし『ソーラークッカーを使った蒸しパン作り』と『偏光板を使った不思議な工作「スルリン」作り』を体験しました!

夏休みの期間を活用して開催している本事業の中で、子ども達に科学や理科について興味を持ってもらいたいと開催している実験教室。
今年で2回目となりますが、昨年は天侯に恵まれずソーラークッカーは中止、工作のみの体験となってしまいました。

それでは、当日の様子です。
会場の様子
佐藤先生から日本のエネルギー事情について説明がありました!
去年は中止になってしまったソーラークッカー。今年も雲が時折かかる空模様で、ちょっと微妙な天気でしたが、こども達も楽しみにしてくれているし、やってみましょうということで、実験スタート!!
市販の蒸しパンの元を使って、チョコや抹茶、アーモンド、砂糖などをトッピング!!
名札をつけて、鍋にセット。蒸しパンになりますように(祈)
今回使ったソーラークッカーは透明のパネルがついているオーブン型。
中が密封されるため温めた空気が外に漏れず100℃近くまで温度が上がります。
温めにかかる時間は40分から1時間。上手に出来るか不安でしたが、待ち時間を利用して『偏光板を使った不思議な工作「スルリン」作り」を体験しました。
箱の真ん中に仕切りがあるのに、あら不思議!
箱の中に入れた手が仕切りをすり抜けてしまいます。
電磁波である『光』の性質を活用した実験。2枚の偏光板を組み合わせることにより、光の透過を遮断して仕切りが見えるという仕組み。
分かったような!分からないような?とにかく作った作品で家族にマジックを見せてあげようということで、こども達も小型の「スルリン」作りを楽しみました。
切る場所を間違えないように、偏光板の組み合わせを
間違えちゃうと仕切り版が見えなくなってしまうので、みんな真剣です。
1時間ほどで工作は終了。さてさて気になる蒸しパンは・・・。
時折、雲に日光をさえぎられながらも100℃近くをキープしていました。
ふっくら蒸しパンの出来上がり。
電気が無くても蒸しパンって作れるんだね~。結構、おいしいよ。
太陽の光エネルギーと光の仕組みについて勉強した1日となりました。
現代産業科学館の皆さんありがとうございました。

2012年7月26日

7/27(金) NHK総合「ゆうどきネットワーク」で館山のサンゴが紹介されます。

NHK総合テレビ「ゆうどきネットワーク」中のコーナー、「行ってみたい!」で館山市の沖ノ島や沼サンゴが紹介されます。

南の島だけと思われがちなサンゴが、東京湾「館山」の海から紹介されます。



ニホンアワサンゴ

さらに、サンゴの化石やサンゴにまつわる話題も紹介されます。


千葉県天然記念物「沼サンゴ層」


【番組名】    NHK総合「ゆうどきネットワーク」   http://www.nhk.or.jp/you-doki/

【放映日時】 7月27日(金)16:50~18:00のうち10分程度。
          緊急放送などが入った場合は変更となります。


担当リポーター・伊藤かほりさんのブログもご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/chiba-blog/100/1500/127040.html

第2回たてやまオープンカレッジを開催しました!

 館山市中央公民館・中央学院大学共催講座「第2回たてやまオープンカレッジ」を7月14日(土)中央学院大学館山セミナーハウスを会場に開催しました。
 たてやまオープンカレッジは市民の生涯学習への導入的役割りを持たせるとともに市民自ら問題解決へ取り組む糸口となる学習機会を提供する教養講座として開催します。昨年度に引き続き中央学院大学と共催で開催して同大教授陣が講師を務めます。
 「様々なことに興味・関心を持ち心豊かな人生を」を共通テーマに年全6回開催します。
 今回は講師に中央学院大学法学部の白水智准教授をお迎えして「江戸時代の身分制度を考える」をテーマに開催しました。市民ら58名の皆さんに参加していただきました。
講演中の白水准教授

会場の様子

 参加者の皆さんからは士農工商という言葉は何気なく理解してきたつもりであったが士農工商の諸々の疑問点が示され、士農工商について歴史的アプローチや解析方法で丁寧に解説いただき大変分りやすかった。また、今まで常識となってきた事柄が見直されていることを知り江戸時代の身分制度がどのように成り立っていたのか分り歴史を見直す機会となり、また、歴史の見方に一層興味を持つことができたなど感想をいただきました。 

講座概要
(「士農工商」への疑問)
 士農工商以外にも貴族、僧侶、流通業、漁師、炭焼き、なども存在していたので一元的に士農工商との捉え方はしていない。
 武士は支配層に位置するが農工商の間には身分の上下、支配、被支配の関係はなかった。

(「身分」「士農工商」という言葉)
 士農工商とは身分の上下、序列を表すものでなく、世の中の一般的な職業、民衆一般を表現し身分制度を示すものではなかった。

(「農工商」を解き明かす)
 百姓は村単位、村に住むものをいい多様ななりわいを持ついっぱんの村人を総称して呼ぶ。百姓は農工商いずれをも営む場合がある。百姓は田畑を持つ本百姓と農地を持たない水呑百姓とに分れる。水呑百姓でも譜代家持下人を持つ大家族経営を行い財を成した者もおり水呑百姓=貧しい農民とは限らない。

(江戸時代の身分を考える)
 江戸時代の諸制度で実際に現れる身分は武士を上位に位置し、その下に百姓と町人を並べるものである。両者に上下関係はなかった。百姓は多様な職業を持ち「商」「工」に属するはずの海運業や手工業によって財をなした者も多く、町人も商人、職人、漁師、など様々な職を持っていた。

第3回たてやまオープンカレッジのご案内
   日 時: 平成24年9月8日(土) 13:30~15:30
   演 題: まちづくりと法
   講 師: 中央学院大学 法学部 田部井 彩講師
   会 場: 中央学院大学館山セミナーハウス
   受講料: 資料代100円
                                                                                                                                                                                                                                                                                                    


「収蔵資料展 職人の世界」のご案内

「収蔵資料展 職人の世界」が、館山市立博物館本館2F・特別展示室にて開催中です。



収蔵資料展 職人の世界

当館では、開館以来30年にわたり、市民の方々からの寄贈や購入などによって、地域の歴史やむかしの暮らしに関わる数多くの資料を収集してきました。収蔵資料展は、そうして集った7万点をこえる収蔵資料のうち、これまで展示などで公開する機会のなかったものを中心に紹介していく展示会です。

 今回は「安房の職人」にスポットをあて、かつて館山市内で生業していた様々な職人の道具を紹介します。

色々な道具がズラリ

一口に「職人」と言っても、実に沢山の職種があることが分かります。衣・食・住などのカテゴリー別に見てみても、その種類は多岐に渡っています。

下駄を作る道具です。

さて、何を作る道具でしょう??

展示されている徳利には、館山市内の地域名や商店名など書かれています。市内にお住まいの方には、馴染みのある名前が見つかるかも…??

オヤビン(瓶)とコビンたち^^;


職人さんの道具は、機能美・様式美に優れていて、目に楽しいかぎりです。施された装飾などからは、職人にとっては「命」とも言うべき道具を本当に大事にしていたのだということが、見てとれるように思えます。

大工さんの使う「スミツボ」。縁起の良い鶴と亀が彫られています。

いよいよ夏休みが始まりましたね。思い出作りに、また、自由研究の題材に、博物館見学などいかがでしょうか?たくさんの方のご来館をお待ちしております♪


◆概要◆
開催期間 平成2477日(土)~92日(日)
開館時間 午前9時~午後445分(入館は430分まで)
休館日  月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
会場   館山市立博物館本館(館山市館山351-2 城山公園内)
観覧料  常設展観覧料(一般300円 子供150円)に含みます
問合せ  館山市立博物館本館(TEL0470-23-5212 FAX0470-23-5213

◆関連講座◆
展示解説会 日時:7月28日(土) 825日(土) 午後130分~
      場所:館山市立博物館本館2F・企画展示


◆関連記事◆
第2回安房学講座を開催しました

2012年7月25日

『鴨川少年少女合唱団2012夏のコンサート』が開催されます。


高橋憲悦(たかはし けんえつ)氏は、昨年の3月11日に発生した東日本大震災では、市民生活課長として、大川小学校の児童をはじめ多くの犠牲者がでた河北地域の遺体の収容から火葬、家族への引き渡しを担当。この度、南総文化ホールにいらして下さって、被災直後から現在に至るまでの様子をお話下さる事になりました。テレビや新聞などからは知る事の出来ないお話も聞かせて頂きたいと思っています。
お子様から大人の方まで、多くの方に聞いて頂きたくご案内致します。 

日時:平成24年8月26日(日)開場12:30 開演13:00 入場無料
会場:千葉県南総文化ホール 大ホール
主催:鴨川少年少女合唱団
後援:鴨川市 鴨川市教育委員会 館山市教育委員会 南房総市教育委員会 鋸南町教育委員会 鴨川市国際交流協会 鴨川ライオンズクラブ 房州日日新聞社 NPO法人日本少年少女合唱連盟 千葉県少年少女合唱連盟
問合せ:鴨川少年少女合唱団事務局 TEL 04-7093-0041



2012年7月20日

平成24年 館山市無形民俗文化財「神余日吉神社のかっこ舞」

「神余日吉神社のかっこ舞」は、毎年7月19、20日の日吉神社例祭で奉納される三匹獅子舞で、雨乞いと五穀豊穣を祈る神事。

2日目の今日は、館山市神余地区の8ヶ所で奉納されました。


神余日吉神社のかっこ舞は、250年の歴史を持つと伝えられていますが、
太平洋戦争などにより途絶えた時期もありました。

昭和49(1974)年に地元の高校生が「あすなろ会」を立ち上げて復活させ、
現在は、神余かっこ舞保存会の指導を受けながら、
地域が一体となって継承しています。

3人の男子が獅子頭をかぶります。


腰につけた小太鼓を打ち鳴らして踊ります。

4人の女子が雨を表す7色の紙を垂らした花笠をかぶり、
ササラを鳴らして祈る「ササラ踊り」。

素朴な太鼓と笛の響きに合わせた勇壮な舞は、見る人を魅了します。

 
神余でかっこ舞がはじめられた当初から使用されていると伝えられる獅子頭。

◆ 関連記事

・明治神宮大祭で館山市無形民俗文化財「神余日吉神社のかっこ舞」が奉納されました。(2012.5.5)