2013年1月31日

特別展「幕末の東京湾警備」を開催します!

2月2日(土)から、新しい展示が始まります!

今回のテーマはズバリ「幕末の東京湾警備」です。


日本は約200年の長きに渡って鎖国政策を取り、海外との交流を絶ってきました。しかし、江戸末期になると、日本の近海に外国船が頻繁に姿を現すようになりました。


それら外国船の接近に対し、幕府は江戸に近い房総半島や三浦半島に砲台を設け、防備を固めました。

海防の様子を描いた「安房上総御固屏風」(当館蔵)


幕府から警備を任された諸藩の大名たちは、担当地域を所領や預かり地として支配することになり、その拠点となる警備のための陣屋を設置していきました。


ご覧になっている方ならお気づきかもしれませんが、今年の大河ドラマ「八重の桜」の中でも、この辺りの事情は描かれていましたね。

屏風の一部です。「会津藩(現在の福島県)」の文字が…!


今回の特別展では、開国へと大きく動いていく日本の中で、異国の進出にゆれた時代の安房の人々の生活を紹介するとともに、東京湾の入口にあって、首都江戸を防衛する役割を担った館山の特性を考えてみたいと思います。


当時の瓦版に、防備の様子が描かれています。

沢山の方のご来館をお待ちしております!(^-^)ノ



ぜひ実物をご覧ください!

特別展「幕末の東京湾警備」


◆開催期間:平成2522日(土)~317日(日)

 午前9時~午後445分(入館は430分まで)
 休館日:毎週月曜日 
 ※但し、211日(月)は開館、翌12日に休館します。

 開催場所:館山市立博物館 本館(城山公園内)

 観覧料:一般 500円(400円)小学生・中学生・高校生 250円(200円)

 ( )内は20名以上の団体料金。
 通常とは料金が異なりますのでご注意ください。


◆関連事業

1.講演会

 演題:「江戸湾海防と房総」
 講師:日本大学国際関係学部准教授 淺川道夫氏
 開催日時:平成25211日(月・祝日) 午後130分~3
 会場:館山市立博物館 本館集会室

2.展示解説会

 開催日時:第一回 平成2529日(土) 午後130分~230
      第二回 平成2539日(土) 午後130分~230
 会場:館山市立博物館 本館企画展示室
 講師:当館学芸員

2013年1月29日

「第33回若潮マラソン子どもレポーター」第2日(市民運動場編)

過去最高の9,049人が参加し、1月27日(日)に開催された「第33回館山若潮マラソン」。
3人ずつ2つの班に分かれて大会を取材した、6人の子どもレポーター

今日は、スタート・フィニッシュ地点の市民運動場で活動した1班の様子を紹介します。


取材ポイント1 スタート前のランナーのようす

スタート前のランナーのみなさんに突撃インタビュー。レースの目標などをお聞きしました。
力走する選手のなかには、コスプレのランナーも。


殿様

“ミニー”軍団


ゴーヤくん


取材ポイント2 フルマラソンスタートのようす

午前10時にスタートするフルマラソンのスタートのようすを撮影。

自分の完走予想タイムに基づきA~Gの7ブロックに分かれて選手が招集されます。
Aは3時間未満。Bが3時間~3時間30分未満。以下30分ごとにブロックが区切られます。


Aブロックに整列する選手
フルマラソンの部で2連覇の高橋幸二選手はスタート時から独走
フルマラソンには5,534人が出場

取材ポイント3  大会関係者へのインタビュー

大会会長の金丸謙一 館山市長のほか、
応援に駆けつけてくれた千葉県マスコットキャラクターのチーバくんなどにインタビューしました。


金丸市長と館山市マスコットキャラクターのダッペエ
チーバくんにインタビュー

取材ポイント4 10Km・家族で走るファミリーのスタートのようす

午前10時50分スタートの10Kmの部、午前11時のファミリーの部のスタートのようすを撮影。

10Kmの部スタート前のようす。前列右にいるのは、
ロンドンオリンピックのトライアスロンに出場した上田藍選手
スタートした10Kmの部
スタートしたファミリーの部

取材ポイント5  ゴールのようす

最後にスタートしたファミリーの部のトップが、午前11時8分頃、
10Kmの部のトップが、午前11時30分頃、フルマラソンのトップが、午後0時30分頃と、
立て続けにゴールします。
撮影とインタビューで大忙しです。

優勝したみなさんにインタビューです。

ファミリー1位の安西久雄さんと晃基くん
10Km (40~49才男子)1位の鈴木 裕行さん
フルマラソンの部1位 千葉市の高橋幸二さん(26)
優勝タイムは2時間33分18秒

ゲストランナーにも突撃インタビュー!

ロンドンオリンピック・トライアスロン日本代表の
細田雄一選手(中央)と上田藍選手(右)
館山スポーツ大使・プロライフセーバーの飯沼誠司さん

館山市の姉妹都市である、アメリカ合衆国ワシントン州ベリンハム市から出場したランナーにインタビュー。

英語でインタビュー!?

取材ポイント6 会場のようす

会場では、豚汁・お汁粉のサービスなどに長蛇の列ができていました。
また、特産品の土産店も出店し、選手や応援の家族でにぎわっていました。


豚汁の無料サービス
土産店の方にインタビュー

取材ポイント7 表彰式のようす

最後に、午後2時から行われる表彰式を取材です。




このブログの写真を提供してくれたのは、小学校2~6年生の5年間、子どもレポーターとして活躍した高校2年生のK君。子どもレポーターボランティアスタッフとして、今年もサポートしてくれました。

今度の土曜日(2月2日)に、編集作業を行います。
子どもたちの作品をお楽しみに!





◆ 関連記事

・ 「第33回若潮マラソン子どもレポーター」第1日  (2013.1.26)
・ 「第33回若潮マラソン子どもレポーター」第2日(南房パラダイス編) (2013.1.28)

2013年1月28日

「第33回若潮マラソン子どもレポーター」第2日(南房パラダイス編)

過去最高の9,049人が参加し、1月27日(日)に開催された「第33回館山若潮マラソン」。

風がなく、館山湾越しに富士山、太平洋岸からは伊豆大島が望める絶好のマラソン日和で、景色を楽しみながら走るランナーがたくさんいました。


6人の子どもレポーターは、3人ずつ2つの班に分かれて大会を取材。

今日は、フルマラソン21Km地点の南房パラダイスを中心に活動した2班の様子を紹介します。

取材ポイント1 自衛隊正門付近

自衛隊前から高の島手前の折り返しで、館山市立第一中学校の陸上競技部の生徒たちが、先生方の指導のもと、コースの設定を行っていました。


コーンを置いていく中学生
館山一中陸上競技部の中学生たちにインタビュー
折り返し審判員にインタビュー

 ■取材ポイント2 波左間海岸

往路の10Km地点手前、復路の33Km関門の波左間海岸で待機する収容班などのスタッフを取材しました。

「収容班は、リタイアしたランナーを運びます」と説明してくれました。
関門審判員のみなさんにインタビュー

■取材ポイント3 見物海岸

富士山を望む絶景ポイントである見物海岸で撮影。
子どもたちの提案で、富士山へのインタビューを試みました。


富士山にインタビュー中の子どもレポーター
取材に応じてくれた富士山!ありがとう!!

■取材ポイント4 南房パラダイス

フルマラソン21Km関門の南房パラダイス。
ここには、エイドステーションが設けられ、スポーツドリンク・水・バナナ・パンなどが用意されています。

若潮マラソンでは、今年はじめて実施された自転車モバイル隊。
AEDを入れたリュックを背負いコースを巡回します。
ランナーたちをパチリ。

南房パラダイス園長のラマくんに特別インタビュー。

■取材ポイント5  相浜交差点付近

例年この周辺で、多くの人たちがランナーの応援をしています。
応援の様子を取材しました。


会社の上司を応援していると話してくださいました。

■取材ポイント6  布沼救護所

27Km地点の布沼救護所。ここにもエイドステーションが設けられています。

「ランナーのみなさんにインタビューしたい!」という子どもレポーターの希望が、ここではじめて実現。自分たちがインタビューしたい人に、突撃レポートしました。


くまもんが頭に!熊本のご出身だそうです。
かわいくて目立つからプーさんにしたそうです。

子どもレポーターたちが相浜交差点で目をつけていたガチャピンとムック。
インタビューが実現です。
相浜交差点でみつけたガチャピンとムック
1月27日が誕生日だそうです。47歳の誕生日おめでとうございます。

■取材ポイント7 見物・安西さん宅私設エイドステーション

見物の安西さんのお宅の前はフルマラソンの約32Km地点。

30年ほど前から、門の前にカヌーを横たえ、炊き込みご飯のおにぎりを約800個、自家製の梅干し、レモン、熱いコーヒと紅茶、冷たいウーロン茶を提供します。

毎年、ここに立ち寄ることを楽しみにしているランナーがたくさんいます。

午後2時頃、おうかがいしましたが、残っていたのは梅干しだけでした。


安西さん宅私設エイドステーション
安西さんのご家族にインタビューする3人の子どもレポーター 

今度の土曜日(2月2日)に、編集作業を行います。
子どもたちの作品をお楽しみに!


沿道に咲き誇る菜の花

2013年1月26日

「第33回若潮マラソン子どもレポーター」第1日

1月27日(日)に開催される「館山若潮マラソン大会」。

昭和56年から始まったこの大会は、今年で33回目を迎え、大会史上最高の10,923人の参加申込みがありました。

本番前日の今日、6人の「若潮マラソン子どもレポーター」が活動を開始。

今年は、「私が伝えたい館山」と、「私が伝えたい若潮マラソン」のテーマにより、30秒のスライドショーを2作品制作します。

今日は、「館山のいいところ」を取材。

西からの強風が吹きつける悪条件のなか、6人の子どもレポーターが取材をしました。


高の島周辺から館山城を撮影
高の島周辺から館山城を撮影
洲崎灯台をパチリ
太平洋の荒波を撮影

明日は、若潮マラソン大会本番の取材です。


フラワーラインに咲く菜の花