2013年10月3日

ふるさと講座(第4回)を開催しました!

  館山市中央公民館の主催講座「ふるさと講座」(4回目)を9月21日(土)に館山市コミュニティセンターを会場に開催しました。

 講師には、館山地域史研究会 会長 川村 巌氏を招き、「海上自衛隊館山航空基地開隊60周年に因んで~飛行場建設から開戦・終戦を経て現在に至る道程と象徴的な出来事を顧みて~」をテーマに84名の参加者が迎えて開催しました。

今年で開隊60周年を迎える「海上自衛隊館山航空基地(第21航空群)」の旧海軍館山航空隊の15年にわたる時代背景や、昭和5年の開隊から終戦に至る道程について、館山基地を舞台に繰り広げられた空母搭乗員養成の猛特訓、中型陸上攻撃機(中攻)の開発試験の様子や日米開戦直前に編成された落下傘部隊の特訓や出撃の様子など旧軍の記録資料をもとに詳しく語られました。

また、館空艦上攻撃隊の仏印方面への進出や館山航空基地が戦場となったと証明されるアメリカ軍が所有していた写真を用いて象徴的な出来事の説明が行われ、参加者は講義を熱心に聴講していました。

 参加者からは「館山航空隊の開隊から終戦に至る「戦争とともに歩んだ歴史」を整理できました。」や「太平洋戦争での館山航空隊の役割がよくわかりましいた。」などの声が聞かれました。

 

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また、次々回(第6回)の受付も開始しました。詳しい情報は《ここをクリック》してください。

 
ふるさと講座(4回目)
概要:館山市を中心とした「ふるさと」に潜在する地域資源について、知りたい、学びたいという市民等を対象に開催。中央公民館で20年以上継続して実施している事業であり、地域の歴史、生活、自然等をテーマに全9回開催する講座
 
主 催:館山市中央公民館
講 師:館山地域史研究会 会長
         公益財団法人 隊友会館山支部長 川村 巌
テーマ:「海上自衛隊館山航空基地開隊60周年に因んで」
~飛行場建設から開戦・終戦を経て現在に至る道程と象徴的な出来事を顧みて~
参加者数:84名(男58名 女26名)