2014年12月25日

始まっています、博物館のお正月!

博物館本館では、ただいま季節展示を行っています。

どのような展示かといいますと…こちら!



きっと皆様のお宅でも飾るでありましょう、お正月のお飾り です!

また、民俗展示室内に再現展示しています母屋にも、カケノイというお正月用の飾りつけをしています。

市内外のさまざまな「カケノイ」

カケノイとは、本来「懸けの魚」と書きます。読み方は「かけのうお」ですが、「かけのいお」とも読み、この「かけのいお」が訛って「カケノイ」になったと思われます。豊漁になったお祝いに、あるいは初漁で獲れた魚を氏神などに供える風習だそうで、それがだんだんと形を変えて、お正月の飾りとして、神棚にお供えするようになったようです。

稲穂やお茶、するめなどなど…
お供えするものは家や地域によってさまざまで、相浜のような漁村では、獲れた魚に塩をまぶしてお供えし、保存食としても活用していたそうです。


今年も残りわずかとなりました。
博物館本館は、年内は1228日(日)まで開館しております。(休館日など詳しい情報はコチラをご覧ください)


新年には、博物館でぜひお正月気分を味わってくださいね。
 
それでは皆様、良いお年をお迎えください!