2015年5月11日

初代後藤義光の彫物が集結!

平成27年5月5日(火・祝)、「後藤利兵衛橘義光生誕200年祭」が開催され、
初代義光の彫物が鶴谷八幡宮に集結しました。

「百態の竜」が残る鶴谷八幡宮の前で
 集まった神輿・山車は11基。
 普段は集まることのない神輿と山車ですが、
初代義光の彫刻が施されたという共通点で、大集結。
イオンタウン館山から鶴谷八幡宮まで勇壮に神輿を担ぎ、山車を引きまわしました。

◆神輿◆
手力雄神社(大井区)、熊野神社(長須賀区)、日枝神社(青柳区)
山宮神社(長田区)、八坂神社(中里区)、神明神社(上真倉区)
熊野神社(佐野区)、十二社神社(出野尾区)


◆山車◆
神明神社(大塚区)
補陀落山那古寺(寺赤町内会)
蛭子神社(南町町内会)
 

パレードの後は、彫刻が見やすいようにと飾りをはずし、山車と神輿を展示。
彫刻を眺めたり、熱心に写真を撮る見学者であふれました。
見学者は実行委員会が配布した彫刻の解説を記したパンフレットを見たり、
ボランティアガイドの説明に聞き入っていました。



太鼓やかっこ舞などのイベントも開催され、境内は大賑わい!
 
市内には、ほかにも初代義光やその弟子たちの作品が残されています。
今後も「後藤義光」に注目です!

2015年5月6日

柱の傷はおととしの♪


日に日に暑くなってきていますね。季節はもう初夏の陽気です。つい先日、雪が降ったというのがまるで嘘のようです。

さて、以前のブログ記事で、博物館では季節ごとに展示を変えているという事をお伝えしましたが(詳細はコチラ)、今月も季節にちなんだ展示を追加いたしました。

今月は五月。五月といえば、こどもの日―端午の節句ですね。


という訳で、現在博物館2階の民俗展示室では、五月飾りを展示中です!


様々な五月飾りの数々。
古来、端午は五節句の一つの宮中行事でした。それが年代を重ねるごとに民間に伝承され、現在のように人形や幟旗を飾ったりするようになったそうです。その家の男児が強く健康に育つようにとの願いを込め、武士の象徴である鎧兜などを飾るようになったのが、現在の五月飾りの原型だそうです。


小さくても精巧に作られています。
ちなみに金太郎を飾るのは、昔話の金太郎のように、強くたくましく育って欲しいとの願いからだそうですが、金太郎の代わりに桃太郎を飾る場合もあるようです。どちらも強い男の子の象徴だからでしょうか。


当館の五月飾りは、定番の金太郎からミニチュア甲冑、太閤殿下と加藤清正といった武将の人形がずらりと並んでいます。熊の代わりに鹿にまたがっている、ユニークな金太郎さんもいらっしゃいます。


鹿にまたがり…?!


皆様、GWはいかがお過ごしでしょうか?GW中のお出かけに、当館の五月飾りを是非見にいらして下さいね!皆様のご来館をお待ちしております!