2016年12月19日

博物館の民家でお正月気分

博物館本館の2階には、ごろべえじいさんが暮らす民家があります。
ごろべえじいさんはいつも出かけていて留守ですが、遊びにきたお客さんは
特別に家の中まで入って良いことになっています。

気の早いごろべえじいさん、今年はもう正月飾りを始めました。

カケノイの飾られた神棚
神棚の前にあるのは「カケノイ」といい、魚や昆布、麻、稲などをぶら下げる正月飾りです。
カケノイは「懸けの魚(いお)」からきた言葉とされ、漁村では漁で獲れた魚に塩をまぶして
お供えし、保存食としても利用しました。

さらに今年は、お家を訪ねてくるお客さんのために「福笑い」も用意しました。
ごろべえじいさんは、遊びに来てくれる子供たちが大好きなんです。

いろりの横で福笑いを楽しもう!

少し早いお正月を味わいに、ぜひ博物館へ遊びに来てください。