2013年2月9日

2月初午の「洲崎のミノコオドリ」の奉納にあわせて、指導者の方に感謝状を贈呈しました。

毎年、2月の初午と8月20~22日の洲崎神社例祭に奉納される「洲崎のミノコオドリ」。

昭和36(1961)年に千葉県無形民俗文化財に、昭和48年に国記録選択無形民俗文化財に認定されています。

今日2月9日の午後2時から、洲崎神社社務所で、2月初午の「洲崎のミノコオドリ」が奉納されました。

奉納に先立ち、この郷土芸能を、50年以上にわたり「オンドトリ(音頭取り)として伝承されてきた指導者の森田康子さんに、金丸謙一・館山市長から感謝状を贈呈させていただきました。



森田康子さんと金丸市長

金丸市長は、森田さんに「洲崎のミノコオドリが、千葉県の文化財に指定される前から指導していただき感謝申し上げます。郷土芸能の保存と継承が難しいなかで、長年にわたり本当にありがとうございます。」とお礼の言葉を述べました。

森田さんは、「感謝状をいただき、また、私のために市長さんに来ていただき、ありがたいことです。」と話していました。


「みろく踊り」
「かしま踊り」

「みろく踊り」で、手に持って舞う採物であるオンベ(長柄の御幣)は、初午と夏の例祭では異なり、初午では、五穀豊穣を願い、青竹にサカキと五色の幣束をつけたものが使われます。

初午のオンベ

少子高齢化が急速に進むなかで、地域をあげて「ミノコオドリ」を保存・伝承していただき、本当に有難うございます!


奉納前にみんなで記念撮影

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